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2011.09.04

仔犬のワルツ第三夜

元祖永遠のセンター安倍なつみと、『ニンゲン合格』以来大ファンである西島秀俊のW主演の『仔犬のワルツ』、第三話みました。

結論から言うと、第三話、素晴らしかった。

第二の特Aクラス選抜テストが開かれます。
今回の課題は、荷重ピアノ耐久マラソンとでも名付けるのが的確かな、こんなの↓を引きます。

仔犬のワルツその3
仔犬のワルツその4

鍵盤と重りが紐で結び付けられた、大リーグボール養成ギプス的装置。



鍵盤まで指を下ろすだけで相当な負荷がかかるコレを、6時間弾き続ける事で試験クリア。
「鍵盤を拭いて下さい!指が滑って、演奏が・・・」。鍵盤を見ると、白鍵が血で真っ赤に染まっている。そんなやばい試験です。超絶技巧を身につけるために19世紀の音楽家が開発した機械をもとに作ったものらしいが、本当か?笑 めっちゃ眉唾っぽいんだが。
しかし、昨今の少年スポーツ漫画にもでてこない様なこんな大仰が装置が、まさかの感動的なドラマを産みます。

失神するもの、腕の筋をダメにしてしまうもの、くだんの天才5人以外は次々に脱落していきます。

なんとか無事6時間が経過するんですが、天才の5人、演奏をやめないんです。
制限時間を超え、試験をパスしても、己のプライドとライバルへの闘争心から演奏を止めない彼ら。これがベタに良い。素直に心打たれました。ほんとベタ以外のなにものでもない気もするが、あの装置の荒唐無稽さのおかげでそのベタが加速度的に強度を増している気がします。

日が傾き、日が暮れ、自身のピアニスト生命を鑑みた彼らは一人また一人と試験から降りるのですが、全員プライドを踏みにじられた顔をします。つまり、天才が、更にそれを超える天才の才覚をまざまざと見せつけられてしまった、と云うことではないでしょうか。怪物がじんわりと姿を表してきます。最後に残った、近野成美演じる森詩乃の、気を失いながらも演奏を止めないと云う、リアリティをポンと飛び越えた感動的なシーンを横目に、安倍なつみ演じる桜木羽音のうっすらとした微笑が、彼女の怪物性を強調します。

万田邦敏監督作品『接吻』の小池栄子のような、と言ったら少し褒め過ぎかもしれませんが、女が怪物化し「何か」と対峙する。そんな予兆と傑作の予感をかんじる回でした。

IMG_0654.jpg
IMG_0656.jpg



覚書のあらすじ。
特A選抜レースと並行して、その関係者の殺人事件が立て続けに起こる。
15年前に死んだ、天才であり、それが故に水無月家の跡取りと目されていた、水無月賢治の死も、殺人であると云う疑いが拭えないらしい。
そんな事件に、西島秀俊演じる水無月芯也が関与してるのでは?みたいな流れもあり。


さらに覚書。
臭めの長台詞が西島秀俊の身体?声?演技?を通すとすっと入ってきて、感動できる。
実は違和感しかなかった配役が、かなり絶妙だったのかな、と3話を見て思った。

とにかく面白いんで、皆さんも是非DVD借りて下さい。
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