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2011.12.20

赤ネコの映画語り奮闘記『タンタンの冒険』編

『タンタンの冒険』



おすすめ度:3Dで是非!!

僕はこの映画、普通に面白いと思います、、、が一抹の不安もあってその辺りを語っていきたいと思います。

通常、映画って、A→Bへの変化を楽しむものだと思うのです。
細かく言えば、シーンの展開を。大きく言えば、オープニングのどうなるの?からエンディングのそうなったかを楽しむ。
つまり通常映画にとってBの状態が何なのかってのが、キーポイントだと思うのです。
恋の行方とか、意外な犯人とか。
しかしこの「タンタンの冒険」は、A→Bの「→」を楽しむ映画なのです。
とゆーよりもの「→」の面白さ、つまりAからBへの「描写」の面白さみでできあがっていると言っても過言ではありません。すべてを描写のみで繋いでいく。
だからBがどうなるのか?を期待すると大いに肩すかしを食らいます。
しかし、その描写がすごぶる面白い。
だからBの着地点など瑣事に思えてきます。
むしろその描写を疎かにしている映画が多い中、描写で見せることの困難さを引き受け、達成させてしまった希有な映画だと思います。
その「描写」への執着は徹底していて、近年「テーマ」のようなものを重要視するキライがありますが、そのようなものはいっっっさいありません。「アバター」のようなしゃらくさいものはおろか、「イナズマイレブン」や「ドラえもん」にさえ付随するテーマを一切廃し、「描写」=「運動」のみで勝負しています。
テーマが皆無であることや、物語の単純さから、子供だましだとする向きがありそうだが、その子供だましに費やされた、労力や機知を見逃しすぎていると俺は思います。

「物語」がそんなに重要ならひたすらあらすじを読めばいいじゃん。哲学ですら、答えではなく過程を楽しむメディアなのですよ。そう云う意味でさすがスピルバーグと云うべきか、「映画」として非常に良心的だと思います。

小難しい理屈は置いといて、アトラクションのようにブンブン振り回せれる、運動の気持ちよさが体感できることは請け合いです。自分は字幕で観たんですが、吹き替えの方がいいかも。



(補足)
アニメ作品であることは言うまでもなく、運動の質が少し宮崎駿を連想させます。
『AI』と『千と千尋の神隠し』、『宇宙戦争』と『ハウルの動く城』などかねてより密かに宮崎駿とスピルバーグの関連性を妄想しているのですが、それを補強する材料になった・・・気がします。
「ポニョ」との関連性で語りたくなるけど、、それはまたの機会に。
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